育毛に効くツボ

育毛対策には、あらゆる側面からのアプローチが必要となりますが、育毛に効果のあるツボを押すという方法もあります。そこでここでは育毛に効くツボと、そのツボを押した時の効果について、お話していきたいと思います。東洋医学には、血液の循環のように気血とでも呼ぶべきものが全身を巡っており、それが身体の循環を保っているという考え方があります。そしてその気血の流れの滞りによって、その経路に関わる部位に障害が起こってしまうため、その滞った箇所に刺激を与えて、気血の流れをスムーズにするという認識の元にツボ押しを行うのですが、このツボ押しが育毛にも効果があるとされているのです。

 

そこで次に具体的に、育毛に効果があるとされているツボの箇所とその効果について、お話していこうと思います。

 

百会(ひゃくえ)

まず1つ目は百会(ひゃくえ)というツボです。百会は両耳上端からまっすぐ上がった線と、眉間から上がった線とが交差する頭頂部の1箇所にあります。体全体の色々な経路が集中するツボで応用範囲が広く、脱毛予防効果があるとされています。

 

通天(つうてん)

2つ目は通天(つうてん)というツボです。通天は百会より左右両側にずれた部分にあります。頭皮の血行を良くして、抜け毛の進行を遅らせる効果があります。

 

天柱(てんちゅう)

3つ目は天柱(てんちゅう)というツボです。天柱は襟足の生え際の、2本の太い筋肉の外側の窪みのことです。頭部の血行促進の他にも頭部のあらゆる症状に効くツボで、次に御説明する風池(ふうち)というツボと併せて刺激しますと、後頭部の抜け毛の緩和に効果があるとされています。

 

風池

次に4つ目が上記で既に名前をご紹介した風池です。風池は天柱のすぐ外側の1cmほど上にずれた所にあるツボです。円形脱毛症や後頭部の抜け毛の抑制にも効果があります。

 

中府(ちゅうふ)

5つ目は中府(ちゅうふ)というツボです。胸骨(首の付け根の窪み)から指2本分下がりますと小さな骨の隆起がありますが、そのすぐ下側を腕に向かって進む線と、乳首からまっすぐあがった線の交差する点の、すぐ外側にあるのが中府です。中府は身体の不調の原因の邪気が集まる箇所とされていて、育毛の面では、抜け毛や円形脱毛症の抑制に効果があると言われています。

 

関元(かんげん)

6つ目は関元(かんげん)というツボで、おヘソから指3本分ほど下にあります。抜け毛に関連のある2本の経路と、腎経・肝経を含む4本の経路が交差している箇所であり、身体全体に応用範囲があると言われているツボです。やはり抜け毛や円形脱毛症の抑制に効果があります。

 

合谷(ごうこく)

7つ目は合谷(ごうこく)というツボです。合谷は親指と人差し指の付け根にあり、骨と骨が交差するツボとなっています。「湧き出る場所」とされていて、全身の幅広い箇所の症状に応用範囲のあるツボです。育毛の面では、脱毛予防・円形脱毛症・頭皮トラブルの解消に効果があります。最後の8つ目は陽池(ようち)です。手の甲を上にして手首を反らせた時にできる、手首の横皺の中間の辺りにあるツボで、抜け毛や円形脱毛症に効果があります。